最中を贈り物に。意味と由来は?
甘いものが大好きな知人に最中を贈りました。
最中の意味・由来
最中の由来は中秋の名月に関係しています。
平安時代を生きた歌人「源順(みなもとのしたごう)」が詠んだ和歌
「水の面に 照る月浪を 数ふれば 今宵ぞ秋の 最中なりける」
意味は「小波が立つ池の水面に照り映っている月を見て、月日を数えてみれば、今宵は秋の最中の八月十五夜であった。。。
秋の最中とは「秋の真ん中」、陰暦の八月十五夜(中秋の名月)のこと
ちなみに2021年の「中秋の名月」は「9月21日」です
江戸の菓子屋、竹村伊勢が月に似せた「最中の月」という菓子を作り、それが略されて「最中」となりました。
※所説あります
だるま最中を贈り物に
縁起物のだるまさん
だるまは何度転がしてもすぐに起き上がる「七転八起」で縁起がよいとされ、願いが叶う縁起物として親しまれています。
ちなみに「赤だるま」は魔除け・家内安全・商売繁盛・交通安全を願い、「白だるま」は幸せを呼ぶと言われ、結婚式・金婚式に用いられます。
「黒だるま」も商売繁盛を願い、その他近年ではピンクや紫などいろいろな色のだるまさんが販売されていますね。
起き上がり最中 楽天で購入
最中を知人に贈る前に、子供が食べたいというので、試しに自宅用として購入してみました。
結果、美味しかったし、贈答用としていいなと思ったのでご紹介。
紙袋と包装はこんな感じ。
表 裏
各種メッセージカードを付けることもできます。ただし既存のカードからメッセージを選べるだけで、自分で考えたメッセージをお願いすることはできません。
今回、「大粒栗入り」5個と 「きんとん」5個を1箱購入。
種類ごとに「脱酸素処理」がされていました。
ちなみにHPには賞味期限は製造日より14日と明記(季節により変動あり)とされています。
今回、注文したのが冬だったからか1月30日に到着して賞味期限は2月17日となっていました。
なにやら「賞」を受賞しているようです。
さてさて、肝心のお味ですが、、、
大粒の栗にはめっちゃテンションがあがります。
餡の甘さもほどよく最中もパリッとしていてとても美味しかった。
そして「きんとん」です。
「きんとん」という名前で自分が勝手に「さつまいも」なのかと思っていましたが「手芒豆 (てぼうまめ)」という白いんげんの一種が使われていました。
食べた印象としては「上品」な感じ。
くどくなくネットリとした餡がとても美味しかった。
どちらも美味しく、見た目もかわいらしい。
なにより子供が喜んでいたので、折をみてまたリピートしよ。
知人には「5種類 15個入り」風呂敷包みをしてくれるセットを贈り、美味しかったと喜んでくれたのでうれしかったです。
甘いもの大好きな方、そして贈答用におすすめですよ~