夜尿症のことブログで話します。おむつを卒業するまでにやったこと【アラーム療法】

2024年4月25日

アラーム療法とは

専用パッドに送信機をつけ、夜中おしっこがでると即座に受信機が反応する( アラームが鳴る )ので、鳴ったらすぐにトイレに駆け込む。

こうすることで、睡眠中の膀胱の容量が増え、尿意覚醒をせずに朝まで持つようになります。

さらに、夜間に産生される尿が濃縮され、夜間尿量が減少することがわかっています。

有効率は70%前後ですが、一旦治ると 薬物療法に比べて 圧倒的に 再発率が低い という特徴があります。

うちの子の場合、細身でまだ体重が軽かったので、アラームが鳴ったらすぐに起こして抱きかかえながらトイレに連れていきました。

夜尿症の治療
アラーム療法で使ったピスコール

病院の紹介でレンタルしたのは、株式会社アワジテックの「 ピスコール 」という商品です。


送信機と受信機のセットをレンタル。


それと別途で専用パッドを購入しました。


ちなみに保険適用外なので、レンタル・パッドにかかる費用はすべて実費です。


レンタルは病院からの紹介がないとできませんが、アマゾンでピスコールを購入できます。


夜尿症のお子様は、日本全国で約78万人いると推定されており、年々増加傾向にあります。 夜尿アラームトレーニング法は、夜尿症患者の約62%~78%に有効とされています。トレーニングには3か月間継続することが何より肝心ですが、“3か月間使い続けやすい”夜尿症トレーニングシステム『ピスコール』を(株)アワジテックと共同開発致しました。
夜尿症のお子様は、日本全国で約78万人いると推定されており、年々増加傾向にあります。 夜尿アラームトレーニング法は、夜尿症患者の約62%~78%に有効とされています。トレーニングには3か月間継続することが何より肝心ですが、“3か月間使い続けやすい”夜尿症トレーニングシステム『ピスコール』を(株)アワジテックと共同開発致しました。

ピスコールの使い方


1. 送信機( コードレス )を専用のパッドに付け、オムツに入れる

2. 受信機のスイッチをONにする

3. そのまま就寝


就寝中に尿が出た場合 → 受信機のアラームが鳴る → トイレに連れていく


就寝中に尿が出なかった場合 → アラームは鳴らず、朝を迎える

夜尿症 記録表

〜【 完治までの記録 】〜

表の見方は…

「 × 」は夜尿 があった日。

「 〇 」は夜尿 がなかった日。中の数字は起床時の尿量。

「 ☆ 」は夜中自分で起きてトイレに行けた日。

2017夜尿日数起床時 月間最大尿量(ml)治療方法
1月21日220生活制限 開始
2月20日200
3月21日190
4月9日250
5月11日250
6月17日250
7月11日300
8月13日2108/5 アラーム療法開始
9月9日2401か月目
10月15日3102か月目
11月17日2603か月目
12月0日4004か月目
2018
1月
0日2705か月目
生活制限解除
2月1日2706か月目
3月0日2707か月目
アラーム療法 終了

夜尿症 記録表

〜【 アラーム療法の記録 】〜

見方は…


「 × 」はアラームが鳴り、起きて排尿したとき。

「 ☆ 」は夜中アラームが鳴る前に起きて、自分で起きてトイレに行けた日。

数字は尿量。

「 オ 」は オムツに出た尿量。

ピスコールを使ってみて


8月5日にスタートしたピスコールを使ったアラーム療法。


使い始めの1か月は スイッチを入れ忘れたり、スイッチは入れてあるのに鳴らなかったりと、なかなかうまくいきませんでした。


1か月経過したころから、アラームが鳴ったらすぐにトイレに連れていく。


という、本来の使い方ができるようになってきたので、オムツにしてしまう尿量も減ってきています。


そのまま3か月が過ぎ、アラーム療法を始めてから約4か月後、11月28日の夜尿を最後に突然。


ホントに突然。パタッと夜尿がなくなりました。

 
11月中の夜尿が 17日 あったのに、12月に入り突然の「 0


急になくなりました。


その後、2月11日に一度 夜尿がありましたが、3月9日にアラーム療法 卒業できました。

夜尿症 完治までの記録 - さいごに


2016年12月に初めて「 夜尿症外来 」を受診して、2018年3月9日に最後の受診をするまでの通院回数は全部で9回。


初診だけ子供本人を連れていきましたが、その後は記録を持って親だけで受診できたので、幼稚園や小学校を休まずすんだし、なにより夜尿のことで病院に通うというストレスを子供に与えず通院できたのはありがたかったです。


先生には本当に感謝しかありません。


通院してやったことと言えば生活制限とアラーム療法。


アラーム療法は始めてから4か月で成果が。


2018年2月11日に最後の夜尿をしてしまってから6年以上経過した今まで、夜尿は一度もありません。


もしかしたら、なにもしなくても成長とともに、夜尿が収まった可能性ももちろんあります。


が、うちの子はアラーム療法をやっていなかったら今でも夜尿をしていたんじゃないかとも思います。


当時は小学1年生になっても、夜尿に対しても夜に履くオムツに対しても、まったくなんとも思っていない様子でしたが、もし中学生になった今も夜尿が続いていたら。


夜のオムツが必要だったら、精神的に苦しんでいたかもしれない。


そういう意味でも早いうちに医療機関に相談して、治療を実行・完治できて本当によかったなと。


心からそう思います。


もしお子さんが 夜尿症 だとおもったら、「 夜尿外来 」に相談してみてください。

通院できる範囲に「 夜尿外来 」がなかったら、アマゾンで「 ピスコール 」を購入できるので、試してみることをおすすめします。


少し高いと感じるかもしれませんが、これから先のおむつ代、なにより精神的ストレスからの解放を考えれば価値あるとても素晴らしい機器だと思います。


有効率は70%前後ということなので、残念ながら全員が治りますとは言えませんが、少なくともうちの子はこのピスコールに助けれらました。


ピスコールのおかげで夜尿が治り、今がありますから。


夜尿症で悩んでいる方々に、この記事が少しでもお役に立てますように…


夜尿症のお子様は、日本全国で約78万人いると推定されており、年々増加傾向にあります。 夜尿アラームトレーニング法は、夜尿症患者の約62%~78%に有効とされています。トレーニングには3か月間継続することが何より肝心ですが、“3か月間使い続けやすい”夜尿症トレーニングシステム『ピスコール』を(株)アワジテックと共同開発致しました。
【PR】夜尿症のお子様は、日本全国で約78万人いると推定されており、年々増加傾向にあります。 夜尿アラームトレーニング法は、夜尿症患者の約62%~78%に有効とされています。トレーニングには3か月間継続することが何より肝心ですが、“3か月間使い続けやすい”夜尿症トレーニングシステム『ピスコール』を(株)アワジテックと共同開発致しました。